Sample Preparation and Submission

Instruction for RNA Preparation

・全てのサンプルにおいて同じキットを使用してください、データのバラツキの原因になります.
 当社ではNorgen社のTotal RNA Purification Kitを推奨しています.

・Trizol 法によるTotal RNA の単離は、お勧めできません.
 Lc Sciences 社の実験の結果、通常のキットに比較してバラツキが高くなる傾向があります.

・small RNA sequenceまたはSeq-Arrayの場合、small RNAをロスしないでtotal RNAを単離することがもっとも重要なポイントです. 様々なメーカーからtotal RNA単離キットが発売されていますがsmall RNAを失わないかどうかよく確認してください.

・small RNA sequenceまたはSeq-Arrayの場合、small RNAの分画はLC Sciencesで行うので、お客様がご自分で分画をする必要はありません.

・DEPC waterは酵素反応を阻害する場合があります.サンプルはNuclease Free Waterに溶解して下さい.

・サンプルボリュームは、100-400μLにしてください

・RNAサンプルは、1/10 vol. 3M 酢酸Na (pH 4.8)、3 vol.エタノールを加え、さらにEDTAを 10uM になるように添加して酸性に保ち、-80度に冷却してください.

・RNAは遠心しないでください. また、絶対に乾燥ペレットでは送らないでください.

・LC SciencesにおけるQCでRNA品質が十分でなかった場合、先に進まずご連絡致します.
 この際でもQC代はいただきます.

Sample Purity and Amount

・純度:260nm/230nm 1.0以上、260nm/280nm 1.8以上

・28SrRNAの4.5kbバンド、18SrRNAの1.9kbバンドが見えるかどうか、バイオアナライザまたは1〜1.5%アガロースで確認してください

・必要サンプル量:
 20ug total RNA (transcriptome analysis)
 1〜3μg total RNA (small RNA sequence)

Sample Submission

・サンプルはスクリューキャップのチューブに入れてください(小さいチューブはドライアイスで割れることがあります、1.5mLサンプルチューブは品質によっては液漏れすることがあります).
チューブをキムタオルなどで包みさらに50mLチューブに入れると安全です.

・チューブにサンプルの名前をはっきりと、わかりやすく、消えないように記入してください。 シールに記入して貼ると、輸送中に剥がれる恐れがあるのでチューブに直接記入してください.

・厚め(3〜4cm)の発泡スチロールの箱に、ドライアイスを2〜3kgと、保冷剤を入れてサンプルを送付してください。通常の宅配便で構いません.

・休日の前日に発送すると、受け取りができませんので、休日の前々日までに発送してください。 発送の前に、ご一報いただく方が確実に受け取りが可能です.

・サンプルの送付先.

  • 株式会社アライアンステクノロジー
    〒607-8162
    京都市山科区椥辻草海道町36-11-611
    TEL:075-644-6947